昔の人気ばんぐみ その6
キャラクター設定も具体的だったそうですよ。
水戸黄門→明治、志操の高さ、業績の尊さ(例、石田礼助元国鉄総裁)藤井紋太夫、風の弥七→大正、実力、柔軟、器量(例、現在の実力者たち)助三郎、格之進→昭和、清新、情熱、意気―と具体的に書き、「水戸黄門」は本当は現代劇であることを最初から狙っていました。
番組を提供した松下幸之助氏が「水戸黄門」の企画者といわれるのも、こうした製作意図が最初からあったからでしょう。
13年間、半年約26回放映し続け、だいたい30%以上の高視聴率をあげてきた「水戸黄門」は、じつは日本人の情操向上を目的とした娯楽番組だったという事実には驚いた。
そんな教養・娯楽番組がなぜこんなに大ヒットし続けているのでしょう。
その原因の第一を、関係者は「ご老公の世直し旅」にあるといい「国鉄のディスカバー・ジャパンを誘発したのがこの番組だ」といいます。